1977年 |
- インタラクティブ・ブローカーズ・グループ会長であるトーマス・ピタフィ(Thomas Peterffy)がアメリカン証券取引所(AMEX)の会員権を取得し、株式オプションにおいて個人値付け業者として取引を行う会員となる。
|
1978年 |
- T.P. & Co. が取引活動を拡大する目的で549番のバッジ番号のもとで結成される。コンピューターを用いたフェアバリュー・シート作成(日次ベース)を行ったのはT.P.&Co.がはじめて。
|
1979年 |
- T.P. & Co. の従業員が4人に拡大(3人はAMEXの会員)。
|
1980年 |
- オペレーション業務の再編成計画と、複数の株価の偏差を同時に見つけるためのプランを作成。
|
1981年 |
- 潜在的なデルタ・ニュートラルなトレードペアを特定するシステムのプログラム作成やテストに注力。オプション価格が掲示されたタイミングで、いかに電子的にその価値を読み取るかが最大の課題となった。
|
1982年 |
- Timber Hill Inc. の設立。設立当初はアメリカン証券取引所(AMEX)にて株式オプションを取引しており、Spear,Leeds&Kelloggを通じて決済を行っていた。トレーダーは、ペアとプライスを特定するための指示を電話で受けていた。
|
1983年 |
- Timber Hillが、はじめて小型トレーディング端末を作成する。ポジションの追跡と株式オプション価格の継続的な再計算を行う機能により、Timber Hillのトレーダーは取引所で、1日に1,2度しか更新できない市場価格プライシング・シートを使い続けていた、競合トレーダーより優位に立つことができた。
- Timber Hillがフィラデルフィア株式取引所で取引を開始。
- Timber Hillの従業員は12人まで拡大。
|
1984年 |
- Timber Hillが電子化された株式指数先物・オプションのトレーディング・システムのプログラミングに着手する。
- Timber Hillがオプション清算会社(OCC)の会員となる。
|
1985年 |
- 2月には、Timber Hillの新コンピューター・システムとネットワークがオンライン化され、電子トレーディングの先導的役割を担う。同システムにより、Timber Hillは国内の様々な場所で行われている株式デリバティブのポートフォリオについて、中心となってプライシングやリスク管理を行うことが可能となる。
- Timber Hillがニューヨーク先物取引所の会員になる。
- Timber Hillがシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)、シカゴ商品取引所、シカゴ・オプション取引所で取引を開始。
|
1986年 |
- Timber Hillがパシフィック証券取引所およびニューヨーク証券取引所(NYSE)のオプション部門の会員となる。
- SUNワークステーション・ネットワーク稼働を目的としたトレーディング・システムの再プログラミングが施行される。
- 同社のトレーダーが新システムを用いて、同年ROE430%を達成。
|
1987年 |
- Timber Hillが株式において自己清算になり、米国証券取引所決済機関と証券預託機関に加入。
- 株式相場の下落により、Timber Hillを主要提唱者としてクリアリングハウス間でクロスマージンを行うという主要な考え方が優勢となった(クロスマージンは数年後に実現)。
- Timber Hillの従業員は67人まで拡大。
|
1989年 |
- Timber HillがCMEのクリアリング・メンバーとなる。
|
1990年 |
- Timber Hill Deutschland GmbHがドイツにて法時間され、その後、ドイツ先物取引所(現ユーレックス)で株式デリバティブの取引を開始。電子取引市場において、今回が初めてのTimber Hill取引システムの適用となった。
- Timber Hillはドイツ先物取引所で主導的なマーケットメイカーとなり、取引量(出来高)は10%を超える。
|
1992年 |
- Timber Hillがヨーロッパ取引を電子取引市場である、Options and Financial Futures Exchange (SOFFEX)まで拡大。
- Timber Hillの従業員は142人に拡大。
|
1993年 |
- Timber Hill Europe AGがスイスにて法人化、グループのSOFFEXでの取引を担当。
- 米国のTimber Hillのフロアトレーダーが、市販の小型コンピューターを取引所の立会所で用いることで、無線にて会社の主要なプライシングシステムにアクセスすることが可能となる。トレーダーは小型パソコンを用いることで電子的なトレード・チケットを作成することが可能になる。
- Interactive Brokers Inc. (現IB LLC)が米国ブローカー・ディーラーとして設立、Timber Hillの大陸間における巨大な電子ネットワークおよび取引執行サービスを構築、顧客向けに同サービスの提供が可能となる。
|
1994年 |
- Timber Hill Europeが、オランダにある欧州オプション取引所、スウェーデンOM取引所(電子取引所)、英ロンドン国際金融先物・オプション取引所(LIFFE)での取引を開始する。
- Timber Hill Deutschlandが、ベルギー先物・オプション電子取引所の会員となる。
- IBLLCがNYSEの会員になり、電子的なオーダールーティングシステムのスーパードットを通じ、株式取引の執行を開始する。
- IBLLCはNYSEの上位10のプログラム・トレーダーとして、常にに名を連ねる。
- Timber Hill UK Limitedが設立される。その後、TImber Hill UKがTimber HillのLFFEでの取引を担当。
- Timber Hill Hong Kong Limitedが設立される。
- The Timber Hill Group LLCが全てのTimber Hillのオペレーティング事業体のホールディング会社として設立される。
|
1995年 |
- Timber Hill France S.A. が設立され、パリ取引株式オプション市場とパリ金融先物取引所で値付け業務を開始する。
- Timber Hill Hong Kongが香港先物取引所にて値付け業務を開始。
- Timber Hill Europeがイタリアの Mercato Italiano FuturesとスペインのMeff Renta Variable のマーケットまで活動の幅を拡大。
- IB LLCが、カスタマー・ワークステーションを開発する。これを通じて、プロ・カスタマーは世界各国の取引所へアクセスすることが可能になる。
- IB LLCがパブリック・カスタマーに対する初の取引を執行する。
|
1996年 |
- Timber Hillが取り扱う株式数を倍増させ、800以上まで増やす。
- Timber Hill Securities Hong Kong Limitedを設立し、香港証券取引所で取引を開始。
|
1997年 |
- 香港先物取引所が電子取引市場において株価指数先物を上場した。Timber Hill Hong Kongがは唯一の責任を持つマーケットメイカーとなる。
- Timber Hill Australia Pty Limitedがオーストラリアにて設立される。
- Timber Hill Europeがノルウェーで取引を開始、オーストリア・デリバティブ取引所の会員となる。
- の力強いサポートを受け、S&P500 E-mini先物が米国での初めての電子市場となり、これまで導入された先物取引のなかで最も成功した電子市場となる。
- The Timber Hill Groupが60,000のビットとオファーを出す。
- Timber Hillが世界中に上場された株式デリバティブにおいて日次ベースの取引高の5%弱(15,000取引)を占める。Timber Hillの従業員が284人まで拡大。
|
1998年 |
- IBがS&P先物を取引するためにGlobexに直接アクセスするリテール・カスタマー向けに、オンライン清算業務を開始。
- Timber Hill Canadaが設立
|
1999年 |
- IBが複数の上場株式オプションのためのリンケージ “ スマートルーティング ” を提供を開始。
- IBシステムを通じ株式および株式デリバティブ取引を行う顧客向けに対し、オンライン清算取引を開始。
|
2000年 |
- 取引所で取引されている株式オプションと株価指数先物の世界的な日次ベース取引高の平均6%以上が、Timber Hill/IBを通して取引。
- IB LLCは同年、顧客が約500%増加。
- Timber HillがISE(国際証券取引所:初の完全に電子化された米国オプション取引所)でプライマリー・マーケットメイカーとなる。
- Interactive Brokers (U.K.) Limitedが設立。
|
2001年 |
- 社名をTimber Hill Group LLCからInteractive Brokers Group LLCに変更。
- グループの電子仲介業務とマーケットメイキングを合わせた取引量が1日で200,000を超える。
- S&PがTimber Hill LLCが投資適格の格付けを付与。S&Pの詳細については: http://www.standardandpoors.comにてご確認ください。
|
2002年 |
- Interactive Brokers、the Bourse de Montreal、the Boston Stock Exchangeが、ボストンオプション取引所(BOX)を設立するために協力関係を成立させることを発表。
- が日本で電子的なマーケットメイキングを開始。
- Interactive Brokersが顧客にひとつの口座で、世界中の株式、オプション、先物、上場投資信託を取引することができるIBユニバーサルアカウントSMの提供を開始する。
- Interactive Brokersが投資顧問に対し、複数のクライアントの資金管理することができるように、分別管理口座を開設できるサービスを開始。
- 顧客や第三者デベロッパーがIB取引システムと直接つなぐことが可能なApplication Program Interface (API)が導入される。
- 場所を問わずどこでも取引可能なモバイル・トレーダーの提供開始
- Timber Hillが新しく導入された米国個別株先物の主要なマーケットメイカーとなる。
|
2003年 |
- The Interactive Brokers Groupが世界中の上場株式および株価指数オプションの約12%の取引を行う。
- Interactive Brokersがが、カナダ株式・株式/指数オプション・先物、イタリア先物オプション・先物、ドイツ株式オプション、日本指数オプション・先物、オランダ指数オプション・先物、イギリス株式オプション、ベルギー指数オプション・先物を含む決済、執行サービスを拡張する。
|
2004年 |
- Interactive Brokersが、債券取引ダイレクトアクセス、外国為替、シンガポール先物、ドイツワラント、フランス/オランダ株式・オプション、CBOE先物取引所、フランクフルト/シュトゥトガルト取引所で行われる取引の取り扱いを開始する。当社の市場間取引スプレッドルーターがスプレッド注文の各区間において、全ての取引所にわたり最適価格を検索する。トレーダー・ワークステーションの新リリース、リアルタイム・チャート、スキャナー、ファンダメンタルズ分析、ブックトレーダー、オプショントレーダー、顧問口座割り当てを含むアカウント・マネジメント・プラットフォームをアップグレード。
- S&PがInterractive Brokers LLCに投資適格格付けを付与。S&Pについての詳しい情報はhttp://www.standardandpoors.comをご覧ください。
|
2005年 |
- IBがBarron'sのオンラインブローカーで低コストのブローカー第1位に選ばれる。
- Institutional InvestorによるIBグループが米国証券会社サイズ別ランキングで16位にランクインする。
- Interactive Brokers Groupが、世界のオプション市場で頻繁に取引が行われているもののうちの16%以上を執行。
- 複数の銀行から取得した為替呼び値をトレーダーに対し1つのタイトな合成呼値として表示する、IDEALPROサービスが開始。
|
2006年 |
- 異例の取引気配の集中への投資家の注意とオプション市場での不確実性レベルの変化にフォーカスしたIBオプション・インテリジェント・レポートの提供を開始。
- Interactive Brokers Groupがワンシカゴ、ISE株式取引所、シカゴ・オプション取引所に出資した結果、さらなる革新を遂げる。
- Interactive Brokersがペニー・プライスド・オプションズ(pの提供を初めて開始したことにより、同業界において更なる飛躍を遂げる。
|
2007年 |
- 5月3日、Interactive Brokers Group, Inc.は一株あたり30.01ドルで40,000,000株の公募を開始。この発行によりInteractive Brokers LLCに対し約10%の利益配当LLCのメンバーは向こう7年間毎に追加の12.5%の利益配当で売却権利を持つ。弊社の出資構成については同ページ下のチャートからご覧ください。
- 顧客に安全性を高めた複数商品の取引を行うことを可能にした、リアルタイム・ポートフォリオ・マージン・プラットフォームがリリース。
- ランダムに設置されたブローカー・レートの財務代案として、マーケットが測定したAAAレートのEFP (Exchange for Physical)がリリースされる。
- 監査サービス提供会社、The Transaction Auditing Groupは、業界の株式オプションの注文が0.57%向上したのに対し、インタラクティブ・ブローカーズの顧客は14.65%向上したことを発表。
|
2008年 |
- IBのリスク・ナビゲーターSM顧客向けリアルタイム・マーケットリスク・マネジメント・プラットフォーム―世界中の様々なアセットクラスのリスクデータが統合されたもの―が顧客向けにリリース。
- メキシコ株式/オプション/先物、スペイン株式、米国トレジャリー/短期・中期国債、オーストラリアCFD、米投資信託(手数料なし)を取引取扱商品に追加。
- 一時的な流動性不足に対し、トレーダーが優位に立つことを可能にした、業界初のアキュムレート・ディストリビューション・アルゴを含めた、アルゴリズム・パッケージをトレーダー・ワークステーションに導入。
|
2009年 |
- インタラクティブ・ブローカーズは「投資家にとって最も安い取引システム提供者としての地位を維持し、5年連続でBarron's紙より、No 1低コストブローカーのランキングを授与。
- iPhoneTM端末用の無料iTWS取引アプリケーションが顧客向けにローンチされ、これにより顧客以外でもリアルタイムの為替相場にアクセスし、Eメールによるプライスのリアルタイムアラート、遅延市場データ、チャート、スキャナーなどが無料で使用可能になる。
- 投資家のポートフォリオ・パフォーマンスの評価と80の主要なベンチマークとポートフォリオ・パフォーマンスの比較が行えるオンライン・ツール、ポートフォリオ・アナリストのリリース。
- TWSからAQS®への市場アクセスを開始。AQS®は株式借入、ローン取引の業界初の自動清算電子市場。
- トレーダーに80以上のマーケットへのアクセスを提供。また、インド居住者以外にもNational Stock Exchange of Indea (NSE)へのアクセスを提供。
|
2010年 |
- 米国社債の精査や地方債取引に対するサポート機能が搭載された債券取引に対する高度なサポートツールがトレーダー・ワークステーションに追加。
- 強固な財務基盤により、S&PによるIB LLCのスタンドアローン評価が"A-/A-2; アウトルック「安定的」となる。
- 2010年度TAGの統計によると、IBが引き続き米国株式およびオプション価格の向上に尽力しているトップ企業であるとしている。
- インタラクティブ・ブローカーズが1株あたり1.79米ドルの特別配当金の支払う(税引前総額で約10億米ドル)。連結ベースの自己資本は引き続き40億米ドル超を維持。
|
2011年 |
- IBIS(IBインフォメーションサービス)、ヘッジファンド・キャピタル・イントロダクション、株式利回り向上プログラム、iPad用モバイルTWSのリリース。
- IBは一日の取引平均において全米トップを誇るオンラインブローカーとなる。
|
2012年 |
- インタラクティブ・ブローカーズが1株あたり1.00米ドルの特別配当金の支払う(税引前総額で約4億米ドル)。連結ベースの自己資本は引き続き40億米ドル超を維持。
- ウェルス・マネジメントとまねー・マネジメントのアドバイザー口座サービスと電子マネー・マネージャー・マーケットプレイスの開始。
- TWS Mosaicインーフェースとキャピタル・ゲイン/ロスの管理が行えるタックス・オプティマイザーのリリース。
- Barron'sの年間ベスト・オンライン・ブローカーで1位に輝く。ベスト・オンライン・ブローカー部門でトップの星4.5を授与。
|
2013年 |
- ヘッジファンド・キャピタル・イントロプロダクションの60%のファンドが少なくとも一つ以上の投資を受け、2013年のファンド・リターンの平均が20%を達成。*
- 複雑な数学を使わずオプションを効果的に理解することができるTWSのオプション・ツール、オプション確率分布ラボをリリース。
- ポートフォリオ関連の自動通知、IB FYIのTWSへの統合。株式の借入可能通知やオプションの権利行使通知を配信。
- ブログツール、トレーダーズ・インサイトのリリース。グローバルのトレーダーや投資家などのマーケット参加者の見識を配信。
- Barron's紙の年間ベスト・オンライン・ブローカ部門で2年連続で1位に輝く。
|
2014 |
- 全て込の当社約定費用と全てのお客様の約定の毎日のVWAP値の比較を確認できる、"Simple Monthly Cost of Execution"の発行を開始。また、SECに全てのブローカー・ディーラーに、このシンプルな統計を顧客サービスに使用するよう既存のRule 606に補足するように奨励しています。
- 顧客が約定パフォーマンスの評価と約定戦略の最良化を行えるよう、Transaction Cost Analysis (TCA: 取引費用分析)を導入。
- Barron's紙の年間 ベスト・オンライン・ブローカ部門で3年連続で1位に輝く。
- 香港と海外の顧客が上海証券取引所上場の証券の取引が可能となる、画期的なプログラム、上海・香港ストック・コネクトの取引参加者となる。
|
2015 |
- Timber Hill Securities Hong Kong Limitedを設立し、香港証券取引所で取引を開始。
|